花と緑のグリーンライフ
              今週のコラム

          ●今週はハンギングバスケットの造り方について●

    今回はどなたでも比較的、簡単にきれいなハンギングバスケットが出来る
    伊藤商事さんのスリットバスケット(PSーSLT)を使って当店のスタッフの
    ハンギングマスターが作り方を解説します。

 バスケット本体に付属の植え込み
 補助用スポンジを貼り付けるの
 ですが粘着面のシールをすべて
 はがさずに矢印のように先端を
 少しだけ、はがします。
 スポンジを本体の枠に合うように
 位置を決めてからはがした部分を
 本体の下部に、くっつけます。
 残りのシールをはがしながら
 スポンジを本体に、くっつけて
 いきます。
 最初にシールをすべてはがして
 しまうと正しい位置に貼れません
 ので注意が必要です。
 スポンジをすべて張り終えた
 ところです。
 このまま植物を植えると
 スポンジのノリの面がベタベタ
 して作業が、しずらいので
 ノリの面に植え込みで使う土を
 付けます。
 向かって右半分に付けた
 ところです。
 残り半分にもベタつかない
 程度に土をつけていきます。

 矢印については次の画像で
 説明します。
 上の画像の矢印の部分は
 部分は、くっついた状態なので
 切り離しているところです。
 残り5ヶ所も切り離しておきます。
 
 切り離した後それぞれの
 スポンジの溝を指でなぞって
 おくと、さらに植えやすくなります
 下準備ができると、バスケットの
 植え込みにかかります。
 まず少し軽石等を少し入れます。
 一番下の段を植えるために
 少し土を入れて高さを調節します。

 使用している土は当店オリジナルの
 ハンギングバスケット用の土を
 使用しています。

 では実際に植えて見ましょう
 まずは初心者の方にも植えやすい
 種類を使ってみます。

 宿根ブラキカムとヘリクリサムと
 レースラベンダーを使い涼やかな
 色合いを出して見たいと思います。
 ポットから苗を抜き根鉢の肩の
 部分の土を少し落とします。
 写真のように中心を決めます。
 さらに左右に苗を入れて一段目
 を植えつけます。

 一段目を植えつけると2段目を
 植えつけやすくするために、少し
 土を入れます。
 1段目を植えて土を入れた様子です。
 さらに2段目を植えます。
 2段目にはヘリクリサムを植えて
 アクセントを付けます。
 続いて3段目を植えつけます。
 3段目にはブラキカムを植えます。
 上段にはブラキカムとセンターに
 レースラベンダーを植えつけて
 根鉢の間にはていねいに土を
 入れます。
 最後の仕上げにはミズゴケで上面の
 土が見えないように覆います。
 矢印の部分(全部で5ヶ所)は特に
 ていねいにミズゴケを詰めます。

 ミズゴケを敷くのは乾燥防止と
 水を与えたときに土がたれて
 汚さないためです。
 これで完成しました。
 この後たっぷりと水を与えて
 2〜3日は半日陰でならします。
 今回は少し上級者向きの
 ミニバラで作ってみます。

 材料はミニバラ(3.5号ポット)と
 アイビーを使います。
 矢印のところを少し土を落とします。
 まず1段目の中心に1株を
 植えつけます。
 続いて左右にも1株づつを
 植えます。
 1段目を植えた状態です、
 少し土を入れて2段目が植えやすい
 ようにします。
 2段目にアイビーを植えつけて少し
 土を入れます。
 矢印の先がアイビーです。
 3段目の中央にはミニバラを
 1株植えます。
 このミニバラは株が大きいので
 3段目の左右に植える分は1株の
 枝を振り分けて使います。
 矢印のように枝を振り分けます。
 ただし枝を分けるだけで、根鉢は
 割りません。
 B葉1株を丸々使った分です。
 @とA葉矢印のように枝を振り
 分けました。
 したがって3段目は3株を使用
 しています。
上段のミニバラはまっすぐに植え
 ないで、斜め前方に植えます。
 仕上げにミズゴケを敷いてたっぷり
 水を与えます。